ISBN:409386117X 単行本 市川 拓司 小学館 2003/03 ¥1,575

まだ読んでる途中ですが・・・。
最初の方はなんだか、こんな本が今は売れるのか、とか
こんな言い回しがいいのか、とか
ティーンズ文庫か、とか否定的な入り方をしてしまったけど
だんだん面白く読めるようになってきた。

で、後日談。

いや、最後のほう、ちょっとウルッときましたぜ。
ただ最初からずっと、
主人公は、デタラメな化学物質のせいで
自分のすることなすべきことは
忘れやすいのに(記憶力がよくないのに)
一方では色んな人やものを覚えていて
それを使った比ゆ表現なんかは長けてるってとこに
なんとなく「違和感」を感じつづけていた。
視点は「僕」のはずなのに、その感覚や比ゆは
明らかに「作者自身」のそれではないかと・・・。
言ってること分かりにくいよね。
まあ、個人的に思っただけなんで。

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